「いつもと違う……」
おりものの臭いや量などで、このように感じたことはありますか?
そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
Cさんの場合……
私の場合は、クラミジア感染でした。
26歳のときに、おりものの量が異常でショーツが常に濡れている状態でした。
陰部にかゆみはないものの、おりものシートを当てていてもズボンにまでおりものが染み出していて、さすがにおかしいと思い婦人科で受診。
母に相談し、一緒に婦人科のある病院を探してもらいました。
おそらく何らかの性病だろうなと察しはついていたものの、病院を受診。
治療内容としては、抗生物質を服用しながら、定期的に膣洗浄を行いました。
性病を甘く見ると将来子どもが産めなくなったり、自分が辛い思いをしたりすることになります。
侮らないできちんと治療した方がいいと思います。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。
読者の感想は……
『いつもと違うおりものだと不安だけど見過ごしてしまいそう』(39歳/会社員)
『おりものでも性病の感染を疑えるということを初めて知りました。普段、あまりおりものの異変に気付き難いですが、これからはしっかりと確認して自分の健康状態を知りたいと思います。』(36歳/会社員)
『周囲に相談できる人がいて良かった。』(39歳/会社員)
『恥ずかしいという気持ちもあると思いますが病院に行くのはとても大事だと思いました。』(44歳/会社員)
と、さまざまなコメントが寄せられました。
違和感を覚えたときは婦人科へ
異常な量のおりものは、クラミジア感染が原因だったというCさん。
Cさんは、抗生物質の服用と膣洗浄に通うことで治療したようですね。
皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。
今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。
※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)