体に突然異常を感じて、救急車で運ばれた経験はありますか?
なかには、スズメバチに刺されて救急車を呼ぶことになった方もいるようで……。
そこで今回は、「突然救急車で運ばれたエピソード」をご紹介します。
Rさんの場合……
小学生の時、小高い山にある公園への遠足で山道を歩いていました。
すると最後尾のクラスの子が、地面にあるスズメバチの巣に棒を突っ込んだらしく、前のクラスにスズメバチの大群が襲い掛かって大惨事になりました。
いちばん酷かったのはそのクラスの先生で、子どもたちを庇って20か所刺されたそう。私も2か所刺されました。
すぐに救急車が5台くらい着て、私は他の軽症者とともに病院に運ばれました。
どんな治療を受けましたか?
私を含む軽症者たちは、消毒と患部を冷やして、待合室で経過観察の後に順次解散でした。
重症の先生や10か所以上刺された子は、集中治療室に入って1週間くらい休んでいました。
たかが蜂と油断せず、刺されたら速やかに病院にかかりましょう。
2回目以降にアナフィラキシーショックが起こりやすいことは有名ですが、初めてであっても10か所以上刺されると高熱が出たりと命に危険があるので気を付けてください。
早めの対応を……
集団で蜂に刺され搬送される大事件に遭遇したRさん。
皆さんも、蜂などに襲われた場合は速やかに専門家を受診しましょう。
今回は「突然救急車で運ばれたエピソード」をお届けしました。
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)