健康診断や普段とは異なる違和感から病院を受診して、疾患を見つけられたという経験はありますか?
「たいしたことではない」と、病院の受診をついつい後回しにしてしまう人も少なくないはず。
そこで今回は、「疾患に気づくことができたエピソード」をご紹介します。
Eさんの場合……
きっかけは、ときどき便の中に血液が混じっているのを見たことでした。
その状態が不安だったので、大腸がんを疑い検便をした結果、大腸の異常が発見され詳しい検査をすることに。
結果は、大腸ポリープでした。
どのような治療を受けましたか?
浣腸を済ませた後、カメラ付きの管を肛門から挿入。
内視鏡を入れ、レーザーでポリープを焼き切ってもらいました。
大腸ポリープは日帰り手術が可能です。不安があったら早めの検査をおすすめしたいと思います。
違和感を覚えたときは早めに専門家へ
便から身体の異変を感じ、検査に踏み切ったEさん。
皆さんも、異変や違和感を覚えた場合は迷わず専門家に相談してみましょう。
身体からの大事なサインを見逃さないようにしてくださいね。
今回は「疾患に気づくことができたエピソード」をお届けしました。
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)