【祭りの設営で】忙しく水分補給できなかった結果、いきなり目の前が真っ暗に…!?病院で告げられた原因とは

【祭りの設営で】忙しく水分補給できなかった結果、いきなり目の前が真っ暗に…!?病院で告げられた原因とは

日常生活で倒れてしまった経験はありますか?

体調不良や、屋外での作業で倒れた経験があるという方も少なくないはず。

そこで今回は、「倒れてしまったエピソード」をご紹介します。

Aさんの場合……

今年の夏、朝から夜までの祭りのイベント設営と撤去のアルバイトをしました。

前夜あまり睡眠ができず、体調は万全ではありませんでした。

アルバイト当日の気温は35度ぐらいで、朝から設営がバタバタで水分休憩できず、少しずつ脱水症の症状を感じましたが、どうにか昼休憩まで我慢していました。

昼休憩の号令が出て気が抜けたのか、いきなり目の前が真っ暗になり、バタンと倒れました。

周りの方々が駆け寄ってくれて、日陰のところで体を冷やし横になり、しばらく経って迎えが来て帰りました。

どのようにして回復しましたか?

脇の下と頭を冷却して、そのまま病院に行きました。

熱中症と脱症状が原因とのことでした。

体の体温も38度以上で体が熱かったので、冷却しつつビタミン剤入りの点滴を約1時間受けました。

自宅に帰ってからは安静にし、すぐに就寝しました。

伝えたいことは?

屋外での仕事は、水分補給と太陽の熱を塞ぐ帽子や首の冷却しながら行ったほうがよいと思います。

身体からの警告は自分しかわからないので、体調不良なったら無理せず報告してくださいね。

違和感を感じたら早めに処置を

外での作業中、熱中症と脱水症で倒れてしまったというAさん。

暑さ対策や水分補給の大切さを改めて感じますね。

皆さんも、身体からの大事なサインを見逃さず、休憩したり、早めに専門家を受診したりしましょう。

今回は「倒れてしまったエピソード」をお届けしました。

監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。
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※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)

新見正則

新見正則

新見正則医院 院長

新見正則医院院長。

1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。

2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。

20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。

現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。

新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。

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新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。

「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」