日常生活で倒れてしまった経験はありますか?
体調不良や、屋外での作業で倒れた経験があるという方も少なくないはず。
そこで今回は、「倒れてしまったエピソード」をご紹介します。
Dさんの場合……
20代の頃派遣先の工場で荷物を運搬中に倒れました。
重さ20㎏以上のものを持ち6時間炎天下のなか往復して歩いていると、まず足をつりました。
仕事中ということもあり、迷惑をかけるまいと軽く休憩をとってから再開したところ、激しい頭痛と目眩に襲われました。
あとで気づいたのですが、汗はあまりかいていませんでした。
そこからさらに腹痛と吐き気に襲われ、トイレに駆け込んだのち意識を失いました。
どのようにして回復しましたか?
異変に気づいた同僚が、私を氷で冷やしながら救急車の手配をしてくれました。
目が覚めたら病院のベッドの上で点滴を受けていました。
ひどい脱水状態だったらしく、1日入院して経過を診てもらいました。
伝えたいことは?
脱水症状になると、「まだ大丈夫だ」と思っていても、いきなり身体の機能が停止します。
少しでも異変に気づいたら、早めに対処してください。
違和感を感じたら早めに処置を
仕事中に脱水症状で倒れてしまったというDさん。
異変を感じたら、早めに処置をすることが大事ですね。
身体からの大事なサインを見逃さないようにしてください。
今回は「倒れてしまったエピソード」をお届けしました。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)