ちょっとした体の変化には、病気が隠れていることもあるようです。
他の症状によって、婦人科疾患に気づくことも……。
そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
Dさんの場合……
もともと貧血気味という自覚はありましたが、ある日重度の貧血で過呼吸になり、救急車で運ばれ輸血をすることになりました。
鉄剤を飲んでもなかなか数値が上がらず、いろいろと検査した結果、子宮にチョコレート嚢胞ができていることが判明しました。
※チョコレート膿腫は卵巣の病気です。ここから多量の出血が起こらないと、重度の貧血にはなりません。希な病態です。
どんな治療を受けましたか?
処方された低用量ピルを飲んでいます。
正直低用量ピルを飲むのは怖かったし不安でしたが、治すために根気よく続けることが大事だなと思いました。
不調や気になることがあれば、我慢せずにすぐ病院に行ったほうがよいです。
違和感を覚えたときは婦人科へ
貧血で過呼吸になり救急車で搬送されたDさん。
皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。
今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)