初めての生理では、体の変化に不安を感じる方もいるでしょう。
ときには、生理とわからずつらい思いをしてしまうケースもあります。
そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」を2つご紹介します。
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
生理なのかわからず……
周りの子に比べて初潮を迎えるのが遅く、出血があったときに生理なのかわからず少し放置してしまいました。
下着が汚れてしまったので急いでナプキンをつけたものの、粘着側を反対に装着してしまい、剥がすときにちょっと痛かったです。
休日だったので自宅にいたけれど、平日で通学時だったらナプキンも持っておらず、服なども汚して恥ずかしい思いをしていただろうと思うとぞっとします。
(30代/フリーランス)
生理痛が重く……
私は初めての生理のときから生理痛が重いタイプでした。
小学校6年生の夏休みの子どもキャンプの次の日に初めての生理が来ました。
子どもキャンプは2泊3日で、2日目の夜からなんとなくお腹が痛くて違和感が……。
3日目の最後の遊び場を出てから痛みが強くなり、帰りのバスの中では、腹痛と吐き気があり、冷房が寒くてずっと膝を抱えて丸くなっていました。
解散場所に迎えにきてくれた母が、車に積んでいたブランケットでお腹を温めてくれ、急いで家に帰りました。
次の日、朝起きてトイレに行ったら、赤ではなく茶色に近い血が出ていて保健の授業で勉強はしていたものの不安になり……。
母に急いで現状を伝えると、生理用品の使い方や生理のときの過ごし方を教えてくれました。
とにかくお腹が痛くて、「キャンプで悪いものを食べたのでは?」とも思いました。
また、私の状況を生理が近くてそうなっているとわかる人がおらず、ただ痛みに耐えるしかなく苦行でした。
(29歳/会社員)
トラブルに備えて……
初めての生理では、知識はあってもびっくりしてしまうこともありますよね。
このようなトラブルが起きても対処できるように、事前に準備をしておくことが大切です。
今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。
※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。
(MOREDOOR編集部)