体に突然異常を感じて、救急車で運ばれた経験はありますか?
なかには、腰痛がひどく病院へ搬送された方もいるようで……。
そこで今回は、「突然救急車で運ばれたエピソード」をご紹介します。
Bさんの場合……
20代のとき、夜中に異常な痛みで目が覚めました。
背中の右下、腰当たりから息ができなくなるほどの激痛で声も出ませんでした。
その時に付き合っていた彼氏が慌てて救急車を呼んでくれて、そのまま病院に搬送されることに。
そのころひどい腰痛で近隣の病院に通っていたので、病院に連絡したときは「ただの腰痛ではないか」と救急隊の方からはあまり重要視されていませんでした。
しかし病院について精密検査したところ、尿管結石が発覚。
20年以上前の出来事ですが、今でもあの痛みを超える痛みを経験したことはありません。
どんな治療を受けましたか?
精密検査後、手術せず石を粉砕する治療法があるときいて、その治療法を選択しました。
しかし、石の位置が悪く先生と相談したところ、転院して内視鏡手術を受けることになりました。
ただ、手術前日にトイレで排尿した際に石が自然に流れ出ました。
結局手術はせず、次の日に退院しました。
伝えたいことは?
私はもともと腰痛持ちだったので、それと勘違いしてしまい、救急車を呼ぶまで放置してしまう羽目になりました。
また、搬送の数日前に血尿も出ていましたが、膀胱炎もよく患っていましたので、それと勘違いしてしまっていました。
いつもと違う痛みや症状を少しでも感じたら、すぐ病院に行ってほしいです。
違和感があるときは早めに専門家へ
身体に異変や違和感を感じたら、早めに専門家に相談してみましょう。
早めに適切な処置を受けることが大切です。
今回は「突然救急車で運ばれたエピソード」をお届けしました。
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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