【悩んでいる人は、実は多い!】女性のデリケートゾーンや性行為の悩みを調査

【悩んでいる人は、実は多い!】女性のデリケートゾーンや性行為の悩みを調査

周りにはなかなか聞きにくい性に関すること、他の方はどうしているのだろうと疑問に思ったことはありませんか?

そこで今回は、全国の女性2,585人を対象とした女性の性に関するアンケート調査をご紹介!

女性向けセルフプレジャーアイテムブランド「iroha」を展開している株式会社TENGAが実施したアンケートです。

それでは早速、内容をご紹介していきます。

調査概要

調査タイトル:全国の女性の性生活に関する調査
調査主体:株式会社TENGA
調査方法:インターネット調査
調査対象者:全国/女性/18~57歳
世代:Z世代(18~26歳)n=517、ミレニアル世代(27~35歳)n=517、Y世代(36~42歳)n=517、ロスジェネ世代(43~51歳)n=517、バブル世代(52~57歳)n=517
調査期間:2023/6/30~7/3

セックス・セルフプレジャーの経験・頻度は?



セックス・セルフプレジャーそれぞれの経験率では、Z世代の35.0%が「セックス経験が一度もない」、42.9%が「セルフプレジャー経験が一度もない」と回答。

また、セックス頻度については、Z世代とミレニアル世代の4割以上が月に1回以上と回答し、セルフプレジャーはZ世代の4人に1人以上が、週1回以上の頻度でしていることがわかりました。

セックスする際のコンプレックスは?

多くの世代で「胸が小さい」が上位にくる結果に。
またZ世代は「デリケートゾーンの臭い」(25.3%)、「デリケートゾーンの黒ずみ」(25.1%)、「デリケートゾーンの形」(13.2%)と回答しています。
若い世代の方が、デリケートゾーンに関して悩んでいる方が多いことがわかりました。

セルフプレジャーのイメージは?


全世代の3割以上が「気持ちいい」というイメージを持っていることがわかりました。
また、Z世代の24.2%、ミレニアル世代の23.6%が「ストレス解消、リラックスできる」と回答。

セルフプレジャーによってオキシトシンが脳内で生産されることで、ストレス解消やリラックス効果といった心身の効果が得られるようです。

フェムテック・フェムケアの認知度・理解度は?


女性全体で“フェムテック”の認知度は16.1%、“フェムケア”は15.7%。
また、“フェムテック”“フェムケア”の「言葉も意味も知っている」と回答したのは、全世代1割以下という結果でした。
まだまだ女性のためのテクノロジーは世の中の認知が進んでいないようです。

※Femtech(フェムテック)とは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語で、「生理・月経」「妊活・妊よう性」「妊娠期・産後」「プレ更年期・更年期」など女性特有の健康課題をテクノロジーの力で解決するための製品・サービスを指し、2025年には世界で5兆円規模の市場になると言われています。(FemtechTokyoHPより引用)

アイテム使用率


Z世代・ミレニアル世代の5割以上が「月経管理アプリ」を使用し、約2割が「低用量ピル」を利用していることがわかりました。
若い世代の方が、フェムテック・フェムケアアイテムに関心が高い傾向にあるようです。

人に言いづらい悩みだからこそ……

今回は、Z世代がとくにデリケートゾーンのトラブルに注目し悩んでいることがわかりました。
また、フェムテック・フェムケアの認知度や理解度がまだまだ低い結果に。

今はデリケートゾーン専用ソープや保湿剤などフェムケア商品もドラッグストアで簡単に手に入る時代です。
1人でも多くの方に、決してその悩みが「自分だけ」ではないこと、解決できる商品やサービス、専門家がいることが届きますように!

(MOREDOOR編集部)