『犯罪者に間違われそうで…』ジェンダーレストイレが使えない！？下の手術はしてないけど男だし…「問題は山積み」

当漫画にて車椅子利用者など多目的トイレ利用の方への配慮が至らず、多目的トイレに関する課題や利用者の現状について追記させていただきます。
配慮に欠けた表現を使用し誠に申し訳ございません。

「ジェンダーレストイレ」をご存知でしょうか？

性的マイノリティの方に配慮したトイレとして設置されましたが、改善すべきポイントがあるようで……。

そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「ジェンダーレストイレ」をご紹介します。

※トランスジェンダー当事者監修のもと、作成しております。
※個人の感想の範囲内ですので、あくまで一例として、考えるきっかけ作りになれば幸いです。

手術してないけど男だしな……

『トイレひとつでここまで、根深い問題あると知りませんでした。まだまだ、問題は山積みですね』

『苦悩はありますよね……』

『犯罪にも利用されそうで危ないなと思いました。』

『ジェンダーレストイレはほんとに難しい問題だと思います。』

とさまざまな声が寄せられました。

近年ではトランスジェンダーの人がストレスなくトイレを使用できるよう、多機能トイレに「オールジェンダー」と表示している企業や施設があります。
一方で、一般のトイレを利用できる人が多機能トイレを利用することで、車いす利用者など“多機能トイレしか使えない方々”が待たされてしまう、という課題もあります。

そもそも「多機能トイレの数が足りない」という声もあり、障がい者、高齢者、乳幼児連れ、妊娠中の方、怪我をされている方など、多機能トイレの需要は高く“いつも待たないといけない”状態が恒常化。
「もっと数が増えたらいいのに……出かけられない」と思っている人も多いでしょう。

本作ではトランスジェンダーの主人公が、ジェンダーレストイレを使用できなかったというお話でしたが、皆さんはこの漫画を読んでどう感じましたか？

●性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター一覧「電話番号#8891」
内閣府男女共同参画局HPより

●各都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「#8103（ハートさん）」
警察庁HPより

■イラスト： @parax2charhan
■脚本：ちゃんまり
（MOREDOOR編集部）