『口内炎じゃないの…?』口内に異変!?痒みや痛みがあり病院を受診…→性行為後に起きた体の変化とは

『口内炎じゃないの…?』口内に異変!?痒みや痛みがあり病院を受診…→性行為後に起きた体の変化とは

性病については、知らないことも多いのではないでしょうか?

当事者になり、初めてわかったという方もいるようです。

そこで今回のMOREDOORでは、「性に関する誤解エピソード」をご紹介します。

監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。

ひなたクリニック

46歳、会社員のBさんの場合……

パートナーと性行為をした数日後、口内に異変を感じました。
症状としては口内炎みたいなものができて、痒みや痛みがありました。

栄養不足や不規則な生活が原因かと思い放っておいたのですが、症状は悪化する一方で、最終的に痛みに耐えきれず病院を受診しました。

病院に行くと「性病ですね」と医師から言われ、「咽頭クラミジア」という病名でした。
まさか、口内に性病が感染するとは思っていなかったので、性教育で教わっておきたかったなと強く思いました。

そのときの心情は?

病院では、「治るから安心して」と言われたので不安などはありませんでした。
しかし、パートナーが性病を伝えてくれなかったことに、嫌な気持ちになりました。

大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?

性病に関する正しい知識の教育を重点的に行うことを期待します。

私自身、性病は口にも感染することを当時まで知らなかったので、私みたいに性病に関しての知識が乏しい大人はおそらく多くいるのではないかと思います。

子どもに向けた性教育にどんなことを期待しますか?

子どもの性教育では、避妊方法と性病に関する教育を徹底的に分かりやすく教えることを期待します。

個人的には、避妊より性病感染を防ぐ行動のほうが大切だと思っています。

(46歳/会社員)

正しい知識を……

パートナーとの性行為で、「咽頭クラミジア」に感染したというエピソード。

口内に性病が感染することを知らなかったため、性病についての正しい知識が必要だと感じたBさん

皆さんも、「性に関する誤解」をしていた経験はありませんか?


※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)

三橋裕一

三橋裕一

ひなたクリニック院長

1964年生まれ。医師になり28年目。

福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。

趣味はお酒とバイクジムカーナ。

利き酒師やフードマイスターの資格も保有。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。