生理と同じくおりものも、女性にとっては長く付き合っていく存在。
しかし中には、大人になるまでおりものについて詳しく知らなかった方も……。
そこで今回のMOREDOORでは、「性に関する誤解エピソード」をご紹介します。
医学博士/日本専門医機構認定産婦人科専門医/母体保護法指定医
福井医科大学(現 福井大学)医学部を卒業後、名古屋市立大学病院で研修、名古屋市立大学医学部大学院を卒業、複数の医療機関で勤務。
東京都内の婦人科や美容皮膚科でも経験を積み、2021年に〈レディクリニック名古屋伏見〉を開業し、2023年医療法人沙月を設立。
「安心•納得の医療を提供する」ことをモットーに、女性の健康の増進に美容が助けになるという思いから、婦人科•美容皮膚科の〈レディクリニック八事山手通〉を令和5年11月11日に開院。
36歳、派遣社員のAさんの場合……
おりものについて、性教育で詳しく教えてほしかったです。
「こんなおりものが出たら受診して」や「おりものはこのナプキンを使うよ」など……。
中学生のとき、おりもののことを知らなかった私は、生理前のおりものの臭いが気になり、下着が汚れることが不快に感じていました。
大人になってからおりものについて知り、おりもの用のシートを使うようになりました。
性教育にどんなことを期待しますか?
ナプキンだけではなく、「おりもの用のシート」「タンポン」「吸水ショーツ」などを使うタイミングや方法を細かく教えてほしいです。
また、子どもと生理について家族で話せるとよいと思います。
自分に合う生理用品について、相談できる環境があるといいですね。
(36歳/派遣社員)
性教育で教えてほしかった……
おりものについての知識がなく、大人になってから知ったというエピソード。
Aさんは、生理用品についても性教育で教えることを期待しているようですね。
生理用品には様々な種類があります。
自身の体調や経血の量などにあったものを選んで使用することが大切です。
皆さんも、「性に関する誤解」をしていた経験はありませんか?
※監修:医療法人沙月理事長、月城沙美
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)