【コンドームの裏表や正しい付け方がわからない!】自分を守るために必要なのに…「“着けなくてもよい”といった思い込みも正して」医師監修

【コンドームの裏表や正しい付け方がわからない!】自分を守るために必要なのに…「“着けなくてもよい”といった思い込みも正して」医師監修

コンドームは性行為の際に使う大切なもの。

しかし、正しい使い方について知識がないまま初体験を迎える方もいます。

そこで今回のMOREDOORでは、「性に関する誤解エピソード」をご紹介します。

監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。

ひなたクリニック

24歳、会社員Hさんの場合……

初めての性行為の際、コンドームの形状や用途、被せて使う物ということは知っていましたが、コンドームの裏表の判断方法や正しい着け方がわかりませんでした。

結局そのときは彼氏に教えてもらい、時間がかかってしまいました。

そのときの心情は?

正しく着けられていないと避妊効果が落ちる上、自分の身を守るために着けてもらうのに、知識がないことは少し恥ずかしかったです。

大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?

コンドームの正しい着け方やその目的を改めて教えていただきたいです。
成人向けコンテンツによくある、「つけないほうが気持ちいい」「排卵日を避ければ着けなくてもよい」といった思い込みも正してほしいです。

子どもに向けた性教育にどんなことを期待しますか?

自分が子どものころには性行為に関する教育はほとんどなく、そういった知識はインターネットや少女漫画から得ていた記憶があります。

性に関する重要な知識、必要な配慮、自分の身体を守る手段については小学校中学年~中高生に向けてじっくり教えてほしいと思います。

自分の身体を守るためにも性教育を……

コンドームの正しい使い方がわからず恥ずかしかったというエピソード。

性病予防や避妊といった性に関する重要な知識、自分の身体を守る手段を知るためにも性教育が大切だと感じたHさん。

皆さんも、「性に関する誤解」をしていた経験はありませんか?


※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
(MOREDOOR編集部)

三橋裕一

三橋裕一

ひなたクリニック院長

1964年生まれ。医師になり28年目。

福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。

趣味はお酒とバイクジムカーナ。

利き酒師やフードマイスターの資格も保有。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。