夫婦がお互いに忙しいと、レス気味になることもあるようです。
中には、寂しさを感じている方もいるようで……。
今回は、MOREDOORに寄せられた「夫婦間の性の悩み」をご紹介します。
レス気味になってしまったCさん
結婚した当初はお互い若かったこともあり、性生活は多いほうだったと思います。
子どもが産まれてからもそれなりに性生活はありましたが、お互い仕事の環境など生活リズムが変わってから、すっかり回数が減ってしまいました。
「たまにはしようか」という流れはありますが、どこか義務的な気もして時間も短くあっけない感じです。
レスになるよりはいいかなと不満は口にしませんが……。
子どもが幼稚園に入ってすぐにお互い忙しくなり、ベッドに入るといつの間にか寝ていたという毎日になったことがきっかけだと思います。
完全なレスにはなっていませんが、月に1回くらいは「夫婦だからしとこうか」といった感じです。
行為が終われば、お互い話もせずに寝てしまいます。
その時の心境は?
「たまにはしようか」と言われたときは嬉しかったのですが、いざしてみると淡々としていて「え、終わり?」と思ってしまいました。
夫婦仲は決して悪いわけではなく、会話もありますが、ふと寂しくなるときがあります。
行為が少なくても楽しく過ごせているので、あまり性行為に執着せずにいようと思っています。
子どもが小学生になり、夫婦とも平日休みなので、夜ではなく日中に行うことが増えました。
子どもが起きないかと心配することもなく、夜の疲れた体ですることもないので、前よりも楽しんでいます。
(38歳/パート)
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
多くの人が悩んでいる
MOREDOORオリジナル漫画「カップルセラピストとレス夫婦」でも、セックスレスに悩む妻が登場します。
この物語は、実際にMOREDOORへ寄せられた悩みに数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”が答えることで、少しずつ夫婦が変わっていく漫画です。
妻側が夫に勇気をだして悩みをぶつけるも……
こんな時どうする?
レス気味になっているCさんと、産後レスになってしまった漫画の主人公。
カップルセラピストからは、「夫側はむしろ他の部分で満たされているのかも」「両方の価値観を満たすことが大事」とアドバイスがありました。
皆さんが妻の立場だったら、夫へどんな言葉をかけますか?
臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。
2010年鳴門教育大学大学院修了。
スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。
これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。
イラスト:わたなべこ様
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(MOREDOOR編集部)