建設現場で仮設トイレを使わないバイトの男の子。実は…「元女性です」

建設現場で仮設トイレを使わないバイトの男の子。実は…「元女性です」

多様性を実感した経験はありますか?

昨今では“多様性”という言葉をよく耳にしますよね。
しかし、実際に多様性を実感したことがある人は、あまりいないかもしれません。

そこで今回のMOREDOORでは、実際にあった「性の多様性についてのエピソード」をご紹介します。

51歳、会社員Mさんの場合……

約8年ほど前に、建設関係の自営業をしていた頃です。
アルバイトの子から、働きたい子がいると言われ20代後半の男の子を紹介されました。

不定期でタイミングが合えば、仕事ができるという事で採用して何度か来てもらいました。

小さな現場だと、仮設トイレはとても簡易的できちんとした物ではありませんでした。

そのためその子は毎回用を足すのに、コンビニへ行っていました。

ある日あまりにも戻るのが遅かったので、現場で用を足すように話すと、「トランスジェンダーで、元女性です。」と言われました。

そのときの心情は?

とても衝撃でした。
言いたくないことを言わせてしまったと思いました。

一生懸命、仕事をしてくれていたのに嫌な思いをさせてしまったと反省しました。

大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?

特に年齢層が高いほど、こういうデリケートな問題には無頓着な方が多いです。

未だに日本は、男女平等と言いながらそうではありません。

新しいことと思わずに、トランスジェンダーの方と普通に共存していける世の中になることを願いたいです。

(51歳/会社員)
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。

ゲイであることを隠す…?

自身の体験をもとに描いたヨハヌン(@yohayoha.7)さんの『ゲイがきっかけで親友を失った話』では、自身の「性」に対する“カミングアウト”への葛藤が描かれています。



自分がゲイであることを隠し続けるヨハヌンさん。
その後、“ゲイ”であることを隠し続けた結果、親友を失うことになろうとは……。

こんな時どうする?

昔よりも性の多様性が周知されてきた昨今。

Mさんのように、相手の行動に疑問を抱いて、初めて知るという方もいれば、漫画の主人公のように自身の性に悩み、隠しながら生活している方もいるのではないでしょうか。

皆さんも、「性の多様性についてのエピソード」は何かありますか?


◎【ゲイがきっかけで親友を失った話】全話
◎ヨハヌンさんのInstagram
◎ヨハヌンさんのブログ
◎【MOREDOORで大人気の漫画まとめ】

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(イラスト/@yohayoha.7)
(MOREDOOR編集部)