「多様性」という言葉を昨今、よく耳にしませんか?
議題に上がることは多くありますが、実際に身近で「多様性を実感した」という人は多くないのかもしれません。
そこで今回のMOREDOORでは、実際にあった「性の多様性についてのエピソード」を紹介します。
56歳、専業主婦Rさんの場合……
6年ほど前に親友の子どもがジェンダーのことで悩みながらも自分の道を見つけ、バイトを頑張り性転換手術をすることになったと知りました。
最初に聞いた時には思春期特有の変身願望や自分自身の性の受け入れられなさからくる一時的なものかと思いましたが、時間の経過とともにそうではなさそうなことが分かっていきました。
その生き方の方が本人にはしっくりくるということがあるのだなと身近な例として知りました。
そのときの心情は?
親友の心情と苦労を考えると同じ子を持つ親としてたまらないと感じました。
子どもに向けた性教育にどんなことを期待しますか?
小学校に入ったらなるべく具体的に自分の身体を大切にして、性犯罪などから身を守る術を教えてほしいです。
思春期になったら早すぎると思わずに望まない妊娠などについてもしっかりと教えてほしいです。
大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?
性病や小児性愛に関する知識をしっかりと身に付けさせることが大切だと思います。
家族を大切にするためには自分はどのように自分の性を扱えばよいかというのをしっかりと確立するべきだと思います。
(56歳/専業主婦)
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
ゲイであることを隠す…?
自身の体験をもとに描いたヨハヌン(@yohayoha.7)さんの『ゲイがきっかけで親友を失った話』では、自身の「性」に対する“カミングアウト”への葛藤が描かれています。
自分がゲイであることを隠し続けるヨハヌンさん。
自分自身との葛藤を続ける中で、人間関係にもだんだん影響が出てくるようになるのでした……。
こんな時どうする?
Rさんの親友の子どもは、自分のジェンダーに対し悩むも、性転換の手術を決意したようですね。
一方で漫画の主人公のように自身の性に悩み、隠しながら生活している方もいるのではないでしょうか。
ジェンダーの悩みをカミングアウトし相談することは、勇気のいることです。
皆さんも「性の多様性についてのエピソード」は何かありますか?
◎【ゲイがきっかけで親友を失った話】全話
◎ヨハヌンさんのInstagram
◎ヨハヌンさんのブログ
◎【MOREDOORで大人気の漫画まとめ】
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(イラスト/@yohayoha.7)
(MOREDOOR編集部)