生理痛が重いと、つらくて寝込んでしまうという方もいるでしょう。
そんなときに、心ない言葉を言われると傷ついてしまいますよね。
今回は生理に「理解のないひと言」を言われて驚いたエピソードをご紹介します。
22歳、大学生Rさんの場合……
生理中つらくて寝込んでいるときに「そんなに痛いの?いつよくなる?」と聞かれました。
心配している口ぶりではなく、呆れたような口調で傷つきました。
生理についてまったく知らない様子だったので、教えたものの、「へー」と興味のない様子。
そのときの心情は?
同じ言葉でも、心配しているなら気にならなかったと思います。
痛がっている様子が大袈裟であるような口調で、傷ついたしイラッとしました。
生理について全然知らないのだと感じました。
このようなことが起こらないために性教育の中で教えて欲しいことは?
性別関係なく、生理について知る機会が必要です。
同棲中の彼からのひと言
自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理に理解のないひと言が描かれています。
主人公のみわ柴さんは、知り合いから月経前症候群(PMS)のことを聞き、産婦人科を受診。
同棲中の彼のもとへ帰宅すると……?
日常生活に支障が出る生理前の症状は、「月経前症候群」という病気です。
それを相談しに産婦人科へ行っただけなのに、「ついに浮気でもした?」と彼から疑われて弁明する羽目に。
この後、さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。
こんな時どうする?
生理についてもっとずべての人が理解を深められる機会があれば、Rさんや漫画の主人公が言われたような言動はなかったかもしれません。
もしあなたが「自分の症状に理解ない言葉」を言われたら、どう対処しますか……?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。
漫画の監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。
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(MOREDOOR編集部)