更年期に入ると月経周期に乱れが出てくる方もいるでしょう。
中には、予想外の出血に大変な思いをする方もいるようです。
今回は「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介します。
51歳、パート社員Sさんの場合……
私は、現在更年期真っ只中のため、いつ来るか分からない生理にドキドキしながら、過ごしています。
いざ生理が始まると、昼間でも大量の出血に夜用のナプキンでも対応しきれず、毎回大変な思いをしています。
休日にドライブに出かけ、次のサービスエリアまで大丈夫だろうと思い、過ごしていたものの、立ちあがった次の瞬間、嫌な感覚が……。
洋服が真っ赤になっていました。
お手洗には行かないといけないと思い、洋服で隠して何とか寄ることができました。
その後、肌着も全て購入して着替える羽目に……。
痛い出費になりました。
その時の心境、またその後は?
そのときは衝撃でした。
今までそこまでひどい出血はなかったので、これが毎回となると大変なことになってしまうと思いました。
まだ、月経があるので、半年に1回の子宮検査の時に、医師に確認していただいています。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
彼と長蛇の列に並ぶことに……
自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理を我慢してしまった場面が描かれています。
主人公のみわ柴さんは、生理痛が酷く座っているだけでもつらい状態でした。
その様子を見た彼は、みわ柴さんを気遣うも「出かけよう!」と提案してきます。
彼の優しさを無下にできず鎮痛剤を服用し、いざ出かけるのですが……。
彼が提案してくれた気遣いが、みわ柴さんにとってはつらい状況だったようですね。
この後、生理への理解が足りなかった彼氏は、みわ柴さんの様子を見て不機嫌に。
さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。
こんな時どうする?
生理だと「我慢をすれば大丈夫」といった風潮があるかもしれません。
体調が優れない時は、無理をせずゆっくりすることも大切です。
今回は「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介しました。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。
漫画の監修:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)