妊娠中は、体に負担がかかるため、周囲からの理解やサポートが大切になってきます。
そのため「マタニティマーク」を身につけることで、公共の場や交通機関での配慮を求めることができます。
しかし、その期待とは裏腹に、時として驚きの反応や意見が返ってくることも。
そこで今回は、実際に体験した「マタニティマーク」エピソードをご紹介します。
Aさんの場合……
当時、私が妊娠8ヶ月の頃、少ししんどかったため席に座りたいけど優先席がいっぱいでした。
席が空くのを待つために優先席付近のつり革を持って立っていたところ、優先席に座っていたサラリーマン風の中年男性が私のかばんについていたマタニティマークを見て「ちぇっ!甘えやがって!」と吐き捨てるように言いました。
怒りよりも恐怖を感じました。
この経験から、どういう世の中になることを願いますか?
妊婦に対して理解のある人が増えることを願いたいです。
(48歳/主婦)
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
他にもこんなエピソードが……
MOREDOORのSNSにて掲載しているオリジナル漫画【電車で妊婦さんを見かけたら、あなたはどうする?】にもマタニティマークをつけている女性が電車に乗った時の様子が描かれています。
妊娠をしている主人公の女性。
電車に乗るも、席が埋まっていて……。
電車で座席に座れなかった妊娠中の女性は、体調が優れなくなり赤ちゃんのことを考えその場にしゃがもうとしました。
ですが、その後女性の様子に気がついた男性が声をかけ、席を譲ったのでした。
こんな時どうする?
今回のエピソードのようにマタニティマークについて理解がない人から、心ない発言をされ恐怖を感じた人もいれば、漫画のように、席に座れず体調を崩してしまった人もいるようですね。
また周囲の人の中には、マタニティマークを身につけている人を見かけても、「迷惑なんじゃないか」と声をかけることをためらってしまう人も少なくないはず。
電車内で優先席を必要としている人に気がついたら、配慮することが大切ですね。
もし、「マタニティマーク」をつけている人を見かけたらどう対応しますか?
※実体験を漫画化したものです。
■作画:原ぱらこ
■脚本:佐藤ちと
(MOREDOOR編集部)