彼「今日はもう生理じゃないよね?」昨日生理が来たと伝えたのに→彼のまさかの言葉に困惑

彼「今日はもう生理じゃないよね?」昨日生理が来たと伝えたのに→彼のまさかの言葉に困惑

女性にとっては毎月の付き合いとなる生理。

しかし、生理に対する知識は千差万別で……。

今回はそんな「生理にまつわる驚いたひと言」エピソードをご紹介します。

29歳、専業主婦Nさんの場合……

彼と泊まりで出かけた際に、ちょうど生理が来てしまい夜は大人しく寝ることに。

次の日の朝、彼から誘ってきたので不思議に思い「昨日生理来たって言ったよね?」と言うと「うん、昨日来たから今日はもう生理じゃないでしょ?」と……。

どうやら生理の「月に1回」は「月に1日」という意味だと勘違いしていたようです。

※女性のカラダは約1ヵ月に1回、卵巣から卵子を排出します(排卵)。また、それに合わせて子宮内膜を厚くし、受け入れ態勢を整えて受精卵を待ちます。
ところが、卵子が受精しなかった場合は準備した子宮内膜がいらなくなり、はがれて体外に排出されます。出血持続期間は3日〜7日間くらい。これが生理です。

▶︎引用元:生理のミカタ

そのときの心情は?

彼自身とても真面目なので、学校の授業はしっかり聞いていたと思うし、姉妹がいたため最低限の知識はあるものと思っていました。

「何も知らないのか」と感じた半面、自分にはないものだから月に1回を月に1日と勘違いしてしまうのも仕方がないなと思いました。

どんな対応をしましたか?

2人でインターネットを見ながら生理について勉強しました。

そして人によっても違うこと、私の場合はここがこう違うなどを話しました。

性教育について思うことは?

生理に限らず男女共にお互いの体について知る機会が少ないのかなと思います。

学校の授業ではサラッと終わってしまい、詳しく知るのは個々に委ねられているため、人によって知識にかなりの差があると思います。

同棲中のパートナーからのひと言

自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」では、生理にまつわる病気についての驚きの一言が描かれています。
主人公のみわ柴さんは、知り合いから月経前症候群(PMS)のことを聞き、産婦人科を受診。
同棲中の彼のもとへ帰宅すると……?

日常生活に支障が出る生理前の症状は、「月経前症候群」という病気です。
それを相談しに産婦人科へ行ったら「ついに浮気でもした?」とパートナーから疑われ弁明することに。
この後、さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。

こんな時どうする?

生理に限らず、もっと全ての人が身体の理解を深められる機会があれば、Nさんや漫画の主人公が言われたような言動はなかったかもしれません。
もしあなたが「自分の症状に驚くような言葉」を言われたら、どう対処しますか……?

※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。

漫画の監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。
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(MOREDOOR編集部)