「付け方が分からない…」”初めて”見るコンドーム→暗い室内で裏表もわからなかった結果?【医師監修、知らなかった性知識】

「付け方が分からない…」”初めて”見るコンドーム→暗い室内で裏表もわからなかった結果?【医師監修、知らなかった性知識】

初めての性行為では、戸惑うことも多いのではないでしょうか?

中には、初めての性行為でコンドームの装着に時間がかかった方も……。

そこで今回のMOREDOORでは、「性に関する誤解エピソード」をご紹介します。

監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。

ひなたクリニック

40歳、会社員のEさんの場合……

コンドームを初めての性行為まで見たことがありませんでした。

お互い初めてだったこともあり、実際つけるときは暗い室内で裏表がわからず、装着に時間がかかり大変困りました。

正しいやり方ではないと妊娠する危険もあると知識として知っていたため、とても不安でした。

大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?

避妊の正しい方法、コンドーム装着の仕方、女性の生理、性病などについて教育があるとよいと思います。

大人の男性でも、女性の生理の仕組みや妊娠するとどうなるかを知らない人もいるので、女性側からすると不安です。

大人になってからでも正しい知識を勉強するような機会があれば、とてもよいと思います。

子どもに向けた性教育にどんなことを期待しますか?

避妊の正しい方法、コンドーム装着の仕方、女性の生理、性病のこと、避妊具の種類などについての教育を期待します。

とくに避妊については、知らないまま性行為をする若者もいると思うので、子どものころからしっかり学ぶ機会が必要だと感じています。

若くして予期せぬ妊娠で人生が変わってしまう人もいるので、そういった人が少しでも減ることを期待します。

(40歳/会社員)

正しい情報を見分ける力を……

初めての性行為で、初めてコンドームを見たため、装着に時間がかかってしまったというエピソード。

正しい装着方法なのかもわからず、不安だったというEさん。

コンドームは、避妊だけではなく、STD(性病・性感染症)予防を目的とした医療用具です。
使用することによって、自分自身だけでなくパートナーへの感染も防ぐことができます。お互いの性器の粘膜に精液や腟分泌液が接触することを防いだり、小さな傷ができるのを防いで、感染を予防します。
コンドームを使用する際は、清潔な手で傷つけないよう袋から出し、裏表があることを確認してから使用するとよいでしょう。
また射精後は、すみやかにコンドームの根元を押さえながら、精液が漏れないように外し、生ゴミとして処理しましょう。

STD研究所

皆さんも、「性に関する誤解」をしていた経験はありませんか?


※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)

三橋裕一

三橋裕一

ひなたクリニック院長

1964年生まれ。医師になり28年目。

福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。

趣味はお酒とバイクジムカーナ。

利き酒師やフードマイスターの資格も保有。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。