生理の際に経血漏れを経験したことがある方もいるでしょう。
中には、経血漏れで大変なことになった方もいるようです。
今回はそんな「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介します。
36歳、会社員Cさんの場合……
買い物していたときに、「生理になったかも」と感じました。
しかし、その日は下着の上に着圧のガードルを履いていて、さらにジーパンも履いていたので、「しばらくは漏れないだろう」と思い、買い物を続けました。
どうしてもその日買い物をしなくてはいけなかったので「すぐに買い物を終わらせれば大丈夫!」と思ったのです。
「だらだらと出てるな」という感覚はあったものの、なぜか「着圧のガードルわ履いてるなら大丈夫。だって着圧だもん」と着圧の圧を勝手に「厚」のほうの漢字に脳内変換していました。
買い物を終え、すぐ車に乗り家に帰りました。
「座ればもう大丈夫!」と思ったのですが、濡れている感覚がありました。
家についてお尻を見たら、車のシートもジーパンも見事に真っ赤っか!
とんでもない量が出ていました。
その時の心境、またその後は?
いつからこんなに真っ赤だったのかと不安になりました。
「買い物中?レジにいた時は?車に乗ってから?」と不安と恥ずかしさでいっぱいでした。
荷物でお尻を隠して慌てて家に帰りました。
お手洗いに行ったら、何もかも真っ赤。
血が染み付いた車のシートの処理にすごく時間がかかりました。
我慢なんてしてはいけないと肝に銘じました。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
彼と長蛇の列に並ぶことに……
自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理を我慢してしまった場面が描かれています。
主人公のみわ柴さんは、生理痛が酷く座っているだけでもつらい状態でした。
その様子を見た彼は、みわ柴さんを気遣うも「出かけよう!」と提案してきます。
彼の優しさを無下にできず鎮痛剤を服用し、いざ出かけるのですが……。
彼が提案してくれた気遣いが、みわ柴さんにとってはつらい状況だったようですね。
この後、生理への理解が足りなかった彼氏は、みわ柴さんの様子を見て不機嫌に。
さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。
こんな時どうする?
生理だと「我慢をすれば大丈夫」といった風潮があるかもしれません。
体調が優れない時は、無理をせずゆっくりすることも大切です。
今回は「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介しました。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。
漫画の監修:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)