「生理痛って言えるのいいよね〜」重い生理痛で生理休暇をとったら…→女性同僚の言葉に驚き…

「生理痛って言えるのいいよね〜」重い生理痛で生理休暇をとったら…→女性同僚の言葉に驚き…

生理痛の重さは人によって違うもの。

中には、救急車を呼びたくなるほどの痛みに襲われる方も……。

今回は実際にあった「生理に関して驚いたひと言エピソード」をご紹介します。

36歳、会社員Cさんの場合……

私は普段の生理痛は比較的軽い方ですが、年に数回、救急車を呼びたくなるほど重い生理痛に襲われます。

その数回の重い生理痛のときに生理休暇を取り仕事をお休みしました。

次の日職場に行ったところ、同僚の女性に「生理痛って言えるのいいよね〜」と言われました。

そのときの心情は?

いくら生理痛の程度は人それぞれだとは言え、同じ生理を経験している同性から、そのような思いやりのない発言をされるとは思っていなかったので、びっくりしました。

どんな世の中になって欲しいですか?

若い世代は生理について比較的オープンな印象ですが、まだまだ上の世代の人は分かっておらず、その人たちが上司や役職についているので、全く理解がないのが問題だと思います。

※生理休暇は、労働基準法第68条で規定されています。
生理休暇(第 68 条)
生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求した場合には、その者を生理日に就業させることはできません。

▶︎引用元:厚生労働省

同棲中の彼からのひと言

自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理にまつわる驚きのひと言が描かれています。
主人公のみわ柴さんは、知り合いから月経前症候群(PMS)のことを聞き、産婦人科を受診。
同棲中の彼のもとへ帰宅すると……?

日常生活に支障が出る生理前の症状は、「月経前症候群」という病気です。
それを相談しに産婦人科へ行っただけなのに、「ついに浮気でもした?」と彼から疑われて弁明する羽目に。
この後、さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。

こんな時どうする?

生理についてもっと全ての人が理解を深められる機会があれば、Cさんや漫画の主人公が言われたような言動はなかったかもしれません。
もしあなたが「自分の症状に理解ない言葉」を言われたら、どう対処しますか……?

※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。

漫画の監修:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。
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(MOREDOOR編集部)