『とにかく痛い…!』初めて性交痛を経験して気づいた“大切なこと”とは【医師監修】

『とにかく痛い…!』初めて性交痛を経験して気づいた“大切なこと”とは【医師監修】

気づいたこととは……

「相手を傷つけてしまうのでは……」と思い、本音を我慢せずにきちんと伝えることが大事だと気づきました。
(38歳/女性)

正解は「本音を我慢せずにきちんと伝えることが大事」

Dさんは初めての性行為で、彼の気遣いを感じられず、とにかく痛かったそうです。
性に関する正しい知識をつたえるNPO法人ピルコンによると、『性的な行為への参加には、お互いの「したい」という“明確”で“積極的な意思表示”があることが大切』です。

▶️引用元:NPO法人ピルコン

『明確な同意を確認しないまました性行為は、相手は言葉では表現していなくても、本当は嫌で傷ついていたり、心のなかでモヤモヤを感じているかもしれない。性暴力だったかもしれない。』ことを心に留め、性的同意を確認することでお互いの信頼関係を深められるようにしましょう。

また「ムードを壊すかも」「嫌われてしまうかも」と恐れずに、嫌だと思ったら途中でも拒否してよい、自分自身を大切にしてよいということを覚えておきましょう。

もし痛みが継続する場合は、「子宮内膜症」や「子宮筋腫」などの疾患が原因のことも。

婦人科医など専門家へ相談することも忘れずに。
今回は「性交痛を感じたエピソード」をお届けしました。


※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

あなたの望まない、同意のない性的な行為はすべて性暴力です。ご相談は「8891」へご連絡を。

▶️性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター

(MOREDOOR編集部)