同僚女性「他のところ汚さないでよ」生理の話を同僚にしたところ…心ない言動にショック…

同僚女性「他のところ汚さないでよ」生理の話を同僚にしたところ…心ない言動にショック…

生理の話は、女性同士でも躊躇してしまう方もいるでしょう。

中には、生理の話をきっかけに、相手に驚くような言動をされてしまったという方も……。

今回は実際にあった「生理に関して驚いたエピソード」をご紹介します。

39歳、パート職員Kさんの場合……

私は軽い子宮内膜症もあるため、経血量が多いのですが、仕事中なかなかトイレに行けず、下着を汚してしまったことがあります。

その話を同僚の女性にすると、他の人へ笑いながら話を広げられ「他のところ汚さないでよ」とからかわれたのです。

そのときの心情は?

とても恥ずかしく、嫌な気持ちになりました。

同性なので気持ちを理解してもらえると思ったのですが、笑ってからかわれ、さらに他の人へ話を広げられるなんてショックでした。

その人は冗談で笑い話にしようと思ったのかもしれませんが、とても傷つきました。

どんな世の中になって欲しいですか?

生理休暇が導入されている会社もあります。

しかし、中には形式上だけの生理休暇で、実際に使用するにあたっては他の社員から心ない言葉を言われたり、使いづらい空気感があるところもあります。

生理休暇を取ることが「当然である」と皆が思える世の中になればいいと思います。

※生理休暇は、労働基準法第68条で規定されています。
生理休暇(第 68 条)
生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求した場合には、その者を生理日に就業させることはできません。(引用:厚生労働省)

▶︎引用元:厚生労働省

同棲中の彼からのひと言

自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理にまつわる驚きのひと言が描かれています。
主人公のみわ柴さんは、知り合いから月経前症候群(PMS)のことを聞き、産婦人科を受診。
同棲中の彼のもとへ帰宅すると……?

日常生活に支障が出る生理前の症状は、「月経前症候群」という病気です。
それを相談しに産婦人科へ行っただけなのに、「ついに浮気でもした?」と彼から疑われて弁明する羽目に。
この後、さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。

こんな時どうする?

生理についてもっと全ての人が理解を深められる機会があれば、Kさんや漫画の主人公が言われたような言動はなかったかもしれません。
もしあなたが「自分の症状に心ない言葉」を言われたら、どう対処しますか……?

※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。

漫画の監修:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。
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(MOREDOOR編集部)