皆さんは、性について正しい知識を持っていますか?
中には、行為後にコンドームが逆で破けていた方もいるようで……。
そこで今回は、「コンドームで焦ったエピソード」をお届けします。
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
21歳主婦、Cさんの場合……
社会人1年目のときのことです。
当時の彼とお互い暇だからドライブに行くことになり、途中で公園の横に路駐をしていたところそういう雰囲気になってしまいました。
そしていざするとなり相手がコンドームを付け始まりましたが、終わった後にコンドームが逆で破れていることを発見しました。
夜で車内は暗かったのでわからなかったんだと思います。
そのときの心情は?
妊娠してしまったらどうしようと、不安が強かったです。
子どもや大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?
避妊を失敗すると望まぬ妊娠をする可能性があり、責任を取らなければいけないと教えたいです。
コンドームをつけて避妊をしたとしても、間違った付け方をした場合のことも伝える必要があると思います。
正しい知識を
コンドームが上手く装着できておらず、続けて“破れていることを発見した”というエピソード。
GMW医学検査研究所のサイトには、コンドームの正しいつけ方が記載されています。
焦らないためにも、事前に調べて正しい知識を身につけておくとよいでしょう。
またアフターピルを服用することで緊急的に妊娠を防ぐことが可能です。
避妊せずに性行為をしてしまったときや避妊に失敗してしまったときに緊急的に服用することで性行為後でも避妊の効果を得ることができます。
一般的に避妊の成功率は、服用する時間の速さと関係しているとされており、できるだけ早く服用することが望ましいとされています。(DMMオンラインクリニックより引用)
▶︎引用元:DMMオンラインクリニック
どこで手に入る?
緊急避妊にかかわる対面診療が可能な産婦人科医療機関等の一覧は、厚生労働省HPに紹介されています。
また、オンラインクリニックでも対応可能な場合も。土日祝日などは特に心強いですよね。
万が一の時に備えて自宅近くの頼れる婦人科医も調べておきましょう。
▶︎厚生労働省「緊急避妊に係る取組について」
皆さんは、性行為で焦ってしまった経験はありますか?
※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)