生理中に経血漏れを経験したことのある女性は多いでしょう。
そんなとき、配慮のない言葉を言われてしまったら、皆さんはどうしますか?
今回は実際にあった「生理に関して驚いたエピソード」をご紹介します。
25歳、会社員Hさんの場合……
私は生理が重く、タンポンと夜用のナプキンをつけていても、たまに漏れてしまうことがあります。
頻繁にナプキンを換えに行けなかったときに、漏れて椅子にシミをつけてしまいました。
その時に女性の同僚から「え、汚くない?トイレ行ってきなよ。」と言われました。
そのときの心情は?
トイレに行ってナプキンを換えたかったのですが、みんなが忙しく働いている中、合間を縫っていくことを躊躇した結果のことでした。
しかし、その気持ちを何も汲み取らずに「なんでそんな言い方するんだろう」と感じました。
言われた人へどんな対応をしましたか?
「生理が重いからこうなる時もあるんだよね」と言いました。
椅子のシミを上司に謝り、ズボンとナプキンを交換しに行きました。
どんな世の中になって欲しいですか?
人それぞれ生理の重さが違うことを理解して欲しいです。
同棲中の彼からのひと言
自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理にまつわる驚きのひと言が描かれています。
主人公のみわ柴さんは、知り合いから月経前症候群(PMS)のことを聞き、産婦人科を受診。
同棲中の彼のもとへ帰宅すると……?
日常生活に支障が出る生理前の症状は、「月経前症候群」という病気です。
それを相談しに産婦人科へ行っただけなのに、「ついに浮気でもした?」と彼から疑われて弁明する羽目に。
この後、さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。
こんな時どうする?
生理についてもっと全ての人が理解を深められる機会があれば、Hさんや漫画の主人公が言われたような言動はなかったかもしれません。
もしあなたが「自分の症状に理解ない言葉」を言われたら、どう対処しますか……?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。
漫画の監修:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)