「ラーメンのにおいじゃなくて…」初めての生理を迎えたばかりで…→友達の言葉にショック

「ラーメンのにおいじゃなくて…」初めての生理を迎えたばかりで…→友達の言葉にショック

生理の際は、においや蒸れが気になりますよね。

中には、友達からにおいを指摘されてしまったという方も……。

今回は実際にあった「生理に関して驚いたエピソード」をご紹介します。

44歳、会社員Nさんの場合……

小学校6年生のとき、私はまだ初潮を迎えたばかりで、うまく対応できていませんでした。

生理2日目で量も多い日の夏場の体育の時間のことです。

体育座りをして自分の順番を待っていると隣にいた女の子が、私に「Nちゃんラーメン屋のにおいがするね!」と言いました。

私は「えー!ラーメン食べてないよー」と笑って対応しました。

するとそれを聞いていた別の友達が「ラーメンじゃなくて、生理のにおい、すごいよ」と教えてくれました。

教えてくれたのは感謝ですが、男子もいた中で、ラーメンにおいと言われたのはショックでした。

悪気はなかったのかもしれませんが、同じ女子同士、察して欲しかったなと思います。

そのときの心情は?

ショックでした。

「におい」って自分で気づけないんだと、初めて知った出来事でした。

しかも「男子のいる場所で言わなくても……」と恥ずかしい気持ちもありました。

また他の子に対して、そんなにおいを感じたことがなかったので、「みんなはどうしてるんだろう?」とすごく気になりました。

どんな世の中になって欲しいですか?

最近、貧困の子どもたちがナプキンの購入にも苦労しているという話をよく耳にします。

女性に生まれた以上、ナプキンは使うものなので、無料で配布してくれる世の中だといいなと思います。

また生理痛や量が多い人たちに対し「言いやすい」「休憩を取りやすい」優しい企業、職場が増えてくれるといいなと思います。

同棲中の彼からのひと言

自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理にまつわる驚きのひと言が描かれています。
主人公のみわ柴さんは、知り合いから月経前症候群(PMS)のことを聞き、産婦人科を受診。
同棲中の彼のもとへ帰宅すると……?

日常生活に支障が出る生理前の症状は、「月経前症候群」という病気です。
それを相談しに産婦人科へ行っただけなのに、「ついに浮気でもした?」と彼から疑われて弁明する羽目に。
この後、さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。

こんな時どうする?

生理についてもっと全ての人が理解を深められる機会があれば、Nさんや漫画の主人公が言われたような言動はなかったかもしれません。
もしあなたが「自分の症状に理解ない言葉」を言われたら、どう対処しますか……?

※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。

漫画の監修:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。
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(MOREDOOR編集部)