留学先で出会った“同性のカップル”に感動したこととは?【実感した性の多様性】

留学先で出会った“同性のカップル”に感動したこととは?【実感した性の多様性】

身近で、性の多様性を感じたことはありますか?
なかには、同性カップルと知り合い、恋愛に性別は関係ないと思えるような体験をした方もいるようです。

そこで今回のMOREDOORでは、「“性の多様性”についてのエピソード」をご紹介します。

Rさんの場合……

5年ほど前に留学していた時の出来事です。
仲の良い南米人の知人女性がいたのですが、彼女のシェアハウスの同居人と一緒に飲みに行く機会がありました。

集まりにパートナーを連れてくる、というのは海外文化ではよくあることだと理解していたのですが、同居人の男性が連れてきたのが同性のパートナーでした。

初対面で同性のパートナーを紹介される状況と、同性のカップルと知り合うのは初めてでした。

日本にいた時に親しい友人からカミングアウトをされたことがあったので、私自身同性愛について抵抗はないと思っていたのですが、彼から教えてもらうまでそれなりに時間が経ってから。

これまでの人生で経験したことがなかったのではじめは驚きました。

それと同時に、隠すという考えがないのだなという発見に、感動も覚えました。

また、羨ましくなるくらいとても素敵なカップルだったので、同性も異性も、そんなの関係ないと心から思えるような体験でした。

子どもに向けた”性教育”にどんなことを期待しますか?

まずは性行為を含めた妊娠の仕組みと自分の守り方について、丁寧に教えてあげて欲しいです。

男女に分かれてそれぞれが何を学んだのか分からないような教育ではなく、男女一緒に学べるような場でもあって欲しいです。

性の多様性について教える前に、まずはそうした部分をベースとして学んでほしいなと思います。

大人に向けた”性教育”にどんなことを期待しますか?

子どもを守るためにも、大人が正しい知識を身につけて自分を守れるように、それを子どもに伝えていけるような社会になって欲しいなと思います。

(匿名)
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。

ゲイであることを隠す…?

自身の体験をもとに描いたヨハヌン(@yohayoha.7)さんの『ゲイがきっかけで親友を失った話』では、自身の「性」に対する“カミングアウト”への葛藤が描かれています。



自分がゲイであることを隠し続けるヨハヌンさん。
その後、“ゲイ”であることを隠し続けた結果、親友を失うことになろうとは……。

認識が広がりつつある性の多様性

昨今では多様な性自認や性的指向について認識が広がりつつあります。

Rさんのように、同性カップルと出会ったことで、恋愛に同性も異性も関係ないと思えるような体験をした方もいれば、漫画の主人公のように自身の性に悩み、隠しながら生活している方もいるのではないでしょうか。

皆さんも、「性の多様性についてのエピソード」は何かありますか?


◎【ゲイがきっかけで親友を失った話】全話
◎ヨハヌンさんのInstagram
◎ヨハヌンさんのブログ

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(イラスト/@yohayoha.7)
(MOREDOOR編集部)