上司「本当に休むの?」生理痛がひどく”生理休暇”を利用しようとすると…→上司からの”辛辣な言葉”に落ち込み

上司「本当に休むの?」生理痛がひどく”生理休暇”を利用しようとすると…→上司からの”辛辣な言葉”に落ち込み

生理痛のつらさには、個人差があります。

中には、つらい症状から生理休暇を利用する方もいるでしょう。

今回は実際にあった「生理に関して驚いたエピソード」をご紹介します。

Bさんの場合……

生理2日目で、腹痛がひどかったため「生理休暇を利用して会社を休みたい」と、会社の女性上司に電話をしました。

すると「今まで生理休暇を利用して休んだ人は1人もいないけど、本当に休むの?」と言われました。

そのときの心情は?

生理のことを話さなければいけないため、電話をするまでは、女性の上司でよかったと思っていましたが、思いがけず、冷たい言葉をかけられて、本当に悲しくなってしまいました。

女性上司は生理痛などが全くないタイプらしく、休まなければいけないほど具合が悪くなる人の気持ちがわからないようでした。

どんな世の中になって欲しいですか?

生理痛は重い人も軽い人もいるので、性別にかかわらず生理痛が重い人への理解を深めて欲しいです。

(42歳/会社員)

※生理休暇は、労働基準法第68条で規定されています。
生理休暇(第 68 条)
生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求した場合には、その者を生理日に就業させることはできません。(引用:厚生労働省)

▶︎引用元:厚生労働省

同棲中の彼からのひと言

自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理にまつわる驚きのひと言が描かれています。
主人公のみわ柴さんは、知り合いから月経前症候群(PMS)のことを聞き、産婦人科を受診。
同棲中の彼のもとへ帰宅すると……?

日常生活に支障が出る生理前の症状は、「月経前症候群」という病気です。
それを相談しに産婦人科へ行っただけなのに、「ついに浮気でもした?」と彼から疑われて弁明する羽目に。
この後、さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。

こんな時どうする?

生理についてもっと全ての人が理解を深められる機会があれば、Bさんや漫画の主人公が言われたような言動はなかったかもしれません。
もしあなたがこのようなことを言われたら、どう対処しますか……?

※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。

漫画の監修:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。
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(MOREDOOR編集部)