性行為後、コンドームが無くなっており…⇒『頭が真っ白に』【医師監修、性の誤解】

性行為後、コンドームが無くなっており…⇒『頭が真っ白に』【医師監修、性の誤解】

皆さんは性行為の際に気を付けていることはありますか?

気を付けていても知識がなかったら避妊が失敗してしまうことも……。

そこで今回のMOREDOORでは「性に関する誤解エピソード」を紹介します。

監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。

ひなたクリニック

48歳、主婦のSさんの場合……

主人と交際していた時、付け方が甘かったのか行為後、コンドームがまさかの行方不明になってしまいました。
よくよく探してみると中で外れてそのまま残っている状態でした。

その時の心情は?

もしもの事を考えて、ショックで頭の中が真っ白になりました。しばらくかなり不安でした。

性教育にどんなことを期待しますか?

家庭でも恥ずかしがらずに子どもが年頃になったら、ちゃんとしたコンドームの付け方とか、その他の避妊法を教えたほうがいいと思います。

(48歳/主婦)

焦らないために……

性行為後にコンドームが自分のなかに残されたままだということに気づいたSさん。

コンドームが外れてしまう理由はさまざまですが、コンドームのサイズが合わず取れてしまう方もいます。

コンドームは主に太さでサイズ分けされており、メーカーや商品によりばらつきがありますが、Sサイズ(約3.1cm)、Mサイズ(約3.3cm)、Lサイズ(約3.8cm)、XLサイズ(約4.5cm)となっています。(引用:コンドームの通販専門店PINELAND)

▶︎引用元:コンドームの通販専門店PINELAND

男性器のサイズにあった商品を選ぶことで、避妊や性感染症を防ぐ効果を得られるでしょう。

また、アフターピルを服用することで、緊急的に妊娠を防ぐことが可能です。
避妊に失敗してしまったときなど、緊急事に服用することで妊娠する可能性を減らすことができます。

服用した人のなかには、副作用を発症する場合も。
副作用がつらいときは医師に相談しましょう。

どこで手に入る?

緊急避妊にかかわる対面診療が可能な産婦人科医療機関等の一覧は、厚生労働省HPに紹介されています。
また、オンラインクリニックでも対応可能な場合も。土日祝日などは特に心強いですよね。
万が一の時に備えて自宅近くの頼れる婦人科医も調べておきましょう。
▶︎厚生労働省「緊急避妊に係る取組について」

自分自身やパートナーを守るためにもぜひ正しい知識を身に着けてくださいね。
皆さんは、「性に関する誤解」をしていた経験はありませんか?


※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

(MOREDOOR編集部)