40歳妻「生理前はとくに痛みを感じやすく…」→性交痛があることを正直に夫へ伝えた理由【医師監修】

40歳妻「生理前はとくに痛みを感じやすく…」→性交痛があることを正直に夫へ伝えた理由【医師監修】

性交痛はどのようなときに感じますか?

中には、生理前に性交痛を感じる方もいるようです。

そこで今回のMOREDOORでは、「性交痛を感じたエピソード」をご紹介します。

監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。

ひなたクリニック

Bさんの場合……

数年前、夫との性行為中に性交痛を感じました。
前戯の時間が短くて、かなり強い痛みを感じながら、終わるのをただ待つしかありませんでした。

生理前はとくに痛みを感じやすいことにも気付きました。

どのようにして症状を改善しましたか?

痛みが伴いそうな生理前のタイミングは、痛みが不安で性行為ができないことを夫に伝えるようにしました。

愛を育む行為なのに、片方が痛みを感じながら耐えるのは不平等に感じたからです。

世の女性陣へ伝えたいことは?

性交痛を感じた場合は、素直に相手に伝えるほうがよいです。

言葉で伝えなければ、相手がよいと思って続けてしまう可能性があると思います。

(40歳/主婦)

違和感を覚えたときは専門家へ

生理前はとくに性交痛を感じやすいということに気付いたBさん。

痛みが不安なことを、パートナーに伝えるようにしたようですね。

性交痛の原因はひとりひとり異なりますが、卵巣嚢腫、子宮内膜症、子宮筋腫といった婦人科系疾患が隠れている場合があります。

もし違和感を覚えたときはすぐにパートナーへ伝え、そして早めに婦人科へ受診してみてくださいね。

今回は「性交痛を感じたエピソード」をお届けしました。


※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)

三橋裕一

三橋裕一

ひなたクリニック院長

1964年生まれ。医師になり28年目。

福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。

趣味はお酒とバイクジムカーナ。

利き酒師やフードマイスターの資格も保有。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。