皆さんは、安全日について正しく知っていますか?
中には、排卵日以外の期間を安全日だと誤解していた方もいるようで……。
そこで今回は、「安全日について誤解していたエピソード」をお届けします。
監修:森女性クリニック院長、森久仁子
産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。
産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。
Aさんの場合……
中学生のときのことです。
当時の私は、単純に生理が終わって排卵日以外のものが安全日だと思い込んでいました。
その後高校生になった頃に先輩から「排卵日以外も安全日とは言えない」ということを教えてもらい、誤解していたことに気づきました。
そのときの心情は?
間違っているとも思っていなかったため、びっくりしました。
子どもや大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?
学校の保健体育の授業でもしっかり教えるべきだと思います。
また、それは女性だけではなく男性も知識として知るべきなのでしっかり双方に教育する必要があるように感じます。
恥ずかしがらずに学ぶことが大事だと思います。
曖昧にすると後々間違った知識がついてしまうので、しっかりとした正しい知識を教えるべきではないかと思います。
正しい知識を
安全日について誤解して覚えていたというAさん。
生理周期で「安全日」という言葉を耳にする方もいるかと思いますが、これは生理の直前や生理直後の妊娠しにくい日をさします。
絶対に安全というわけではなく、あくまで「妊娠しづらい日」という意味。
また女性の排卵日は一定ではなく、人によっても月によっても変わります。
そのため妊娠を望まない場合はいつでも必ず避妊具を使用するようにしましょう。
(参考:薬の通販オンライン)
皆さんも、自身の体について誤解していたことはありますか?
※監修:森女性クリニック院長、森久仁子
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)