はじめてのコンドーム装着で上手くいかず『試行錯誤するも…』【医師監修】

はじめてのコンドーム装着で上手くいかず『試行錯誤するも…』【医師監修】

初めてコンドームを使ったとき、焦ったり不安になる人は多いようです。

中には、上手く付けられず行為を中断してしまった……という方も。

そこで今回は、「コンドームでの焦ったエピソード」をお届けします。

監修:森女性クリニック院長、森久仁子 
産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。

森女性クリニック

49歳専業主婦、Nさんの場合……

10代の頃彼氏の部屋で初めてお泊まりをし、はじめてコンドームを見ました。
お互い初めてで使い方も分からず、向きを間違えてしまったり爪で破いてしまったり、やっと装着できたと思ったら萎えてしまったり、毛が絡まったりとバタバタでした。

初めてで緊張していたし怖いとも思っていたのに全然上手くいかず焦っていましたが、その状況が面白く思えてきて緊張がとけました。

子どもや大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?

避妊はとても大切な事だと思うので、恋人が出来る前に「好きな人が出来たら抱き合いたいのは当たり前。
ただ本当にその人が好きならその人の人生を考えた行動はしないといけない。」と言うことを家庭でしっかり話した方が良いと思います。

大人になっても知らないこと、分からないことがたくさんあります。
性教育が命について考える良い機会になれば良いと思います。

(49歳/専業主婦)

正しい知識を

コンドームが上手く装着できず、焦ったというNさんのエピソード。

爪が長い場合は、コンドームを傷つけてしまう可能性があります。
性行為を行う際は、爪を短く切り、清潔な手にしておきましょう。

また、GMW医学検査研究所のサイトには、コンドームの正しいつけ方が記載されています。
焦らないためにも、事前に調べて正しい知識を身につけておくとよいでしょう。

コンドームの正しいつけ方(GMW医学検査研究所)

皆さんも、コンドームを使用したときに焦ったことはありますか?


※監修:森女性クリニック院長、森久仁子
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)

森 久仁子

森 久仁子

森女性クリニック 院長

産婦人科専門医、医学博士。

大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。

産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。