性行為で体に起こる反応は、他の方と比べられないので、性交痛を実感できない方もいらっしゃるようです。
中には、痛みや不快感が多いものの、それが性交痛だとわからなかった方も……。
そこで今回のMOREDOORでは、「性交痛を感じたエピソード」をご紹介します。
監修:森女性クリニック院長、森久仁子
産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。
産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。
Cさんの場合……
初体験のときから、最中や性行為後に、痛みや不快感がとても多いなと思っていました。
とくに気にせず過ごしていましたが、婦人科検診の際に「性行為のときに不快感などを感じることがあるのでは?」と聞かれました。
行為中や行為後にズキズキした痛みや圧迫感、不快感があると話したところ、性交痛であることが判明しました。
どのようにして症状を改善しましたか?
定期的に婦人科を受診し、ホルモンバランスを整えたり、サプリや薬の処方、性行為時に行うとよい痛みの緩和方法などを教えてもらいました。
しばらくすると、症状がほとんどなくなっていました。
世の女性陣へ伝えたいことは?
婦人科に相談すると解決できる症状だと思うので、少しでも気になることがあれば相談した方がよいと思います。
(26歳/派遣社員)
違和感を覚えたときは専門家へ
婦人科検診で性交痛だと判明したCさん。
ホルモンバランスを整え、サプリや薬の処方、痛みの緩和方法を教えてもらい、痛みや不快感はなくなったようですね。
性交痛の原因はひとりひとり異なりますが、痛みを我慢して性交を続けることで傷口から感染したり、膣の潤い不足によって痛みが増してしまうなんてことも……。
少しでも違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。
今回は「性交痛を感じたエピソード」をお届けしました。
※監修:森女性クリニック院長、森久仁子
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)