皆さんは、性について正しい知識を持っていますか?
性の知識で勘違いをしていることがあったという方も少なくありません。
そこで今回は、「性について誤解していたエピソード」をお届けします。
25歳パート、Cさんの場合……
夫が性について誤解していた話です。
夫が女性の生理や、当時私が飲んでいたピルについてあまりにも知らないことが多かったので、教えようと思って話を聞いてみました。
すると、安全日は生理の日で、ピルを飲んでいる間はずっと安全日、また、安全日は絶対に妊娠しない日だと思っていたようです。
生理がどのようなものか・排卵についてなどどのような認識のものかもわかっていませんでした。
そのときの心情は?
正直、驚きよりも「やっぱりわからないよね」という考えも強かったです。
私も実際、自分で女性の体について自分で調べなければわからないことばかりでした。
子どもや大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?
まずは、学校教育に力を入れるのはもちろんだと思います。
しかし、子どもや思春期の子たちにとって学校の授業で性について教育されるのは、実感がわかなかったり少し恥ずかしい気持ちがあったりするかもしれません。
なので、子どもたちでも見やすいように教育アニメを作成したり、男女に関係なく家庭で少しずつ話す環境を作ったりすることが大事だと思います。
子どもはわからなくて当たり前のことですが、大人がわからないことにはやや憤りを感じます。
昨今では過激なアニメやアダルトコンテンツが増える一方で、このような大切なことを教えてくれるコンテンツは増えにくいイメージです。
ピルについての誤解をしている人も多く、避妊などの知識を知らせていくのは難しいとは思いますが、とにかく間違った知識は広まっていかないでほしいと願っています。
正しい知識を
夫が安全日について誤解していたというエピソードでした。
ピルにはいくつか種類があります。
その中でも「低用量ピル」という言葉を耳にしたことがある方も少なくないはず。
低用量ピルは、2種類の女性ホルモンによる作用で排卵や子宮内膜の増殖を抑える薬です。避妊効果は99%以上と言われており、医師の処方のもと正しく服用すればコンドームや緊急避妊薬よりも高い効果が期待できます。
効果は避妊だけでなく、重い月経痛や月経不順、PMS(月経前症候群)や女性ホルモンバランスの乱れによる肌荒れといった症状にも効果があります。
また、月経周期を調整できるというメリットもあるため、大事な予定や旅行のスケジュールと月経のタイミングをずらすことも可能です。
(引用:mederi magazin)
ピルを服用した人のなかには、副作用を発症する場合も。
副作用がつらいときは医師に相談しましょう。
皆さんは、性について誤解していたことはありますか?
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)