『初めての強いかゆみ…』いつもとは確実に違うおりもの→婦人科で判明した病名とは?【医師監修】

『初めての強いかゆみ…』いつもとは確実に違うおりもの→婦人科で判明した病名とは?【医師監修】

婦人科を受診するか迷った経験はありませんか?

受診経験がない方にとっては、不安があるのかもしれません。

そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科を受診したきっかけのエピソード」をご紹介します。

監修:森女性クリニック院長、森久仁子 
産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。

森女性クリニック

Aさんの場合……

私が21歳のころ、デリケートゾーンにかゆみが出ました。
初めての強いかゆみだったので辛く、婦人科を受診したほうがよいのか悩んでいました。

そのうち、いつもとは確実に違うおりものが出てくるようになり……。
治療が必要だと確信したので、勇気を出して受診することにしました。

結果はカンジダで、膣錠を入れてもらいました。

そのときの心情は?

内診台は初めてだったので、怖かったです。

退院後、どう行動を変えた?

仕事や生活のことを聞かれ、性感染症ではなくストレスから起きる場合もあると説明されたので、規則正しい生活を心がけるようになりました。

それ以降は、かゆみや異変を感じたときには、すぐに受診するようになりました。
内診台に恐怖心がありましたが、一度乗ってしまえば平気でした。

事前に、どんな知識があればよかった?

「性感染症だったら恥ずかしい……」と思っていたので、性感染症に関する正しい知識があればよかったと思いました。

婦人科受診がすべて性感染症ではなく、内診台も恥ずかしいものではないという知識があれば違ったように感じます。

(35歳/主婦)

違和感を覚えたときは婦人科へ

強いかゆみといつもとは違うおりものが出たことで、婦人科を受診したというAさん。

婦人科を受診する抵抗がなくなり、かゆみや異変を感じたときは、すぐに受診するようになったようですね。

皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。

今回は「婦人科を受診したきっかけのエピソード」をお届けしました。

※おりものとは、子宮頚部や子宮内膜、膣から出る酸性の分泌物のこと。膣内部のうるおいを保って粘膜を守り、バイ菌などが子宮内に侵入するのを防ぎ、汚れを排出しています。女性のカラダをまもる大切な役割があるものです。(引用ソフィHP)
引用元:ソフィHP

※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※監修:森女性クリニック院長、森久仁子
(MOREDOOR編集部)