『下着が濡れる感覚が…』慌ててトイレへ行くと?→おりものについて、知識不足だったと気づく【医師監修】

『下着が濡れる感覚が…』慌ててトイレへ行くと?→おりものについて、知識不足だったと気づく【医師監修】

おりものの量は、体調によって変化しますよね。

中には、おりものの量が多く、下着が濡れる感覚がして慌てた方も……。

そこで今回のMOREDOORでは、「おりもので困ったエピソード」をご紹介します。

監修:森女性クリニック院長、森久仁子 
産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。

森女性クリニック

Dさんの場合……

生理が来るような時期ではなかったので、気にせず白いボトムスを履いていたときのことです。
下着が濡れる感覚がして、慌ててトイレに行きました。

生理ではなく、排卵期でおりものの量が多かったようで、下着にはそこまで染み込まずに済みました。

その後、どう行動しましたか?

すぐに近くにあるトイレに駆け込んで、常にポーチに入れていたおりものシートで対処しました。

事前に、どんな知識があればよかったですか?

排卵期におりものが増えるという知識はありましたが、今までそこまで気になるほど増えることはなかったので、自分は例外だと思っていました。

そのときの体調によって症状が変わるということを、しっかり意識しておかなければいけないと思いました。

世の女性陣へ伝えたいことは?

おりものシートやナプキンは常に持ち歩いておくとよいと思います。
また、白いボトムスを履くときには、念のために最初からおりものシートを付けたり、吸水ショーツを履いておくと安心だと思います。

(38歳/パート)

もしもの対策を……

下着が濡れる感覚は、おりものが多く出たことだったというDさん。

いつも持ち歩いているおりものシートで対処したようですね。

普段から違和感のない吸水ショーツをはいておくことや、体調管理アプリで自分のおりものの量が多い日を記録し、傾向を把握しておくと安心かもしれませんね。

今回は「おりもので困ったエピソード」をお届けしました。

※おりものとは、子宮頚部や子宮内膜、膣から出る酸性の分泌物のこと。膣内部のうるおいを保って粘膜を守り、バイ菌などが子宮内に侵入するのを防ぎ、汚れを排出しています。女性のカラダをまもる大切な役割があるものです。(引用ソフィHP)
引用元:ソフィHP

※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※監修:森女性クリニック院長、森久仁子
(MOREDOOR編集部)