久しぶりの性行為は、痛みを感じることもあるでしょう。
中には、緊張から気持ちが追いつかないということも。
そこで今回のMOREDOORでは、「性交痛を感じたエピソード」をご紹介します。
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
Bさんの場合……
数年ぶりに彼氏ができ、性交渉をすることになりました。
久しぶり過ぎて、私はかなり緊張。
彼の気持ちも考えたら、緊張してることは言えず、そのまま受け入れることに。
案の定、気持ちが追いついていかず、痛くて仕方なかったです。
そのときの心情は?
どうすればいいか分からず、我慢することしか考えられませんでした。
どのようにして症状は改善しましたか?
その場では、なんとか頑張りましたが、次の日も痛みが続き、痛み止めを飲んだら落ち着きました。
彼に正直に話して、次の性行為では無理せずに雰囲気作りをするようになり……。
その後は、自然と痛みも感じることなくできるようになりました。
世の女性陣へ伝えたいことは?
私みたいに過度な緊張で痛みを感じる人は多いと思います。
決して悪いことではないし、私も彼から「言ってくれたらよかったのに」と、優しく言われました。
正直に話したり、リラックスできる雰囲気を作って楽しく過ごして欲しいです。
(46歳/パート)
違和感を覚えたときは専門家へ
久しぶりの性行為で緊張してしまい、痛みを感じたというBさん。
性交痛の原因は人によって異なりますが、主にうるおい不足、身体的特徴や体質、膣の炎症が原因となっている可能性が高く、また子宮内膜症や子宮筋腫といった婦人科系疾患が要因の場合もあります。
心や体の違和感、痛みは早めのケアと、何よりパートナーの理解が大切です。
皆さんも、不安や違和感を覚えたときは、まずパートナーに言葉で伝えること、そして婦人科での受診を考えてみてくださいね。
今回は「性交痛を感じたエピソード」をお届けしました。
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
(MOREDOOR編集部)