皆さんは、性について正しい知識を持っていますか?
性の知識で勘違いをしていることがあったという方も少なくありません。
そこで今回は、「安全日について誤解していたエピソード」をお届けします。
監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
32歳会社員、Eさんの場合……
私が高校生のときのことです。
当時は「安全日ならコンドームを付けなくても大丈夫」だと勘違いしおり、避妊せずに性行為をしてしまいました。
コンドームを付けないで性行為をしたことを友人に話した時に注意され、「いつでも妊娠の可能性がある」ということを知りました。
そのときの心情は?
一応外に出したつもりですが、妊娠するのではないかと心配になりました。
子どもや大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?
性行為に関する知識が若い世代は不十分なので、性行為に関する基礎的な部分は時間をかけて教育する必要があると思います。
性に関することの話はタブーのようになっていますが、むしろ積極的に行うべきです。
図やイラストを活用したり、客観的なデータを用いたりしてわかりやすく教えることが大事だと思います。
データがあった方が信憑性が高く、納得できると思うからです。
コンドームの付け方くらいは授業で行っても問題ないと考えています。
正しい知識を
安全日について誤解していたというエピソードでした。
避妊のため、安全日に関わらず妊娠の予定がない場合はコンドームを装着して性行為を行いましょう。
生理周期で「安全日」という言葉を耳にする方もいるかと思いますが、これは生理の直前や生理直後の妊娠しにくい日をさします。
絶対に安全というわけではなく、あくまで「妊娠しづらい日」という意味。
また女性の排卵日は一定ではなく、人によっても月によっても変わります。
そのため妊娠を望まない場合はいつでも必ず避妊具を使用するようにしましょう。
(参考:薬の通販オンライン)
皆さんも、性について誤解していたことはありますか?
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
(MOREDOOR編集部)