おりものの量や臭いがいつもと違うと感じたことはありませんか?
そのような症状が続くと不安になりますよね。
そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
Aさんの場合……
私は過去にトリコモナス膣炎になりました。
ある日、いつもよりおりものが多く、臭いがあるように感じました。
1番辛かったのは、痒みがあったことです。
1週間その状態が続いたため、異変に気づきました。
しかし、病院に行く勇気がなく、そのまま1ヶ月ほど経ち、やっと勇気を出して受診したところ病気だとわかりました。
どんな治療を受けましたか?
薬(膣錠)を患部に入れて治療しました。
1週間後、再度受診して薬をもらったのですが、よくなってきたなと思い、薬をやめると再発してしまうのが厄介でした。
大丈夫と思ってからも薬を入れ続けないと、完全にトリコモナスが死滅しないそうで、完治までに半年ほどかかりました。
おりものがいつもと違う臭いと感じたら、すぐに婦人科を受診したほうがよいと思います。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。
このエピソードに読者は
『おりものの匂いは、日ごろから注意していないとわからないことだと思います。病院に行く事はなかなか恥ずかしいですが、勇気を出すことが必要だと思いました。』
『デリケートな問題はなかなか受診しようと思っても行動に移すことは難しいと感じます。私もおりものの時期は1か月の間に何日かだけと思って受診することから目を背けてしまいそうです。少しの変化も見逃さないようにする必要があると感じました。』
『おりものの状態って毎回違うし、そもそも自分のそれをそこまできちんと把握していなかったりするので、この話を読んでドキリとしました。』
など、さまざまなコメントが多く寄せられました。
違和感を覚えたときは婦人科へ
いつもよりおりものが多く、臭いがあるように感じたことがきっかけで婦人科を受診したAさん。
その後、完治までに半年かかったようです。
婦人科系の疾患は、特に早期発見することが大切になってきます。
皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。
引用元:ソフィHP
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)