『ズキズキとした痛み…』産後1ヶ月過ぎの“性行為”で感じた痛みとは?【医師監修】

『ズキズキとした痛み…』産後1ヶ月過ぎの“性行為”で感じた痛みとは?【医師監修】

性交痛があると、不安になり行為に集中できないこともありますよね。

中には、産後1ヶ月を過ぎたときに性行為をし、痛みを感じた方も……。

そこで今回のMOREDOORでは、「性行為中に痛みを感じたエピソード」をご紹介します。

監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。

ひなたクリニック

Bさんの場合……

産後1ヶ月を過ぎたときに行為をし、ズキズキとした痛みがありました。

出産のときに会陰切開をしていたので、その傷口が治ってはいたのですが、触ると痛みを感じ……。

正直、痛くてもうやめたいというのが本音でした。

※出産後は、授乳の開始やホルモンバランスの影響で心身ともに大きく変化します。また、膣内にお産時の傷が残っていたり、会陰切開の傷や帝王切開の傷が回復するまでにはしばらく時間がかかるため、産後の性行為再開で痛みを感じることがあります。完治しない状態で性行為してしまうと出血する場合もあります。(引用:ラブコスメ)

▶︎引用元:ラブコスメ

その後は?

早めに行為を終わらせて、感染症などが怖かったので、念のため傷口を水で洗い流しました。
そして、性行為の頻度を減らしました。

夫には話せなかったので、早めに寝たりなど、性行為のタイミングを作らないようにしました。

世の女性陣へ伝えたいことは?

私のようにならないよう、産後の傷口のことなどは正直に話したほうがよいと思います。

(21歳/主婦)

違和感を覚えたときは専門家へ

産後1ヶ月での性行為で、ズキズキとした痛みを感じたというBさん。

心や体の違和感、痛みは早めのケアと、何よりパートナーの理解が大切です。

もし少しでも体に違和感を覚えた場合は専門家へ相談しましょう。

今回は「性交痛を感じたエピソード」をお届けしました。


※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
(MOREDOOR編集部)

三橋裕一

三橋裕一

ひなたクリニック院長

1964年生まれ。医師になり28年目。

福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。

趣味はお酒とバイクジムカーナ。

利き酒師やフードマイスターの資格も保有。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。