『コンドームが膣中で外れた…』医師の助けを借りて対処することに!【医師監修】

『コンドームが膣中で外れた…』医師の助けを借りて対処することに!【医師監修】

避妊や性感染症の予防に利用する方も多いコンドーム。

しかし、使用方法を間違えるとトラブルの元になってしまうことも……。

そこで今回のMOREDOORでは、「コンドームの使用で混乱したエピソード」をご紹介します。

監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。

ひなたクリニック

Kさんの場合……

私は、コンドームが膣中で外れてしまい、取り出せず焦った経験があります。

パートナーとのコミュニケーションを取り、一緒に対処しました。

その後、病院に行き医師の助けを借り、安全を確保しました。

この出来事から、適切なコンドームの使用方法と、失敗時の対処法を、より一層重視するようになりました。

性的な安全性とコミュニケーションの大切さを再確認しました。

そのときの心情は?

そのときの彼氏は、必死に取り出そうとしてくれたのですが、恥ずかしかったです。

今後の性教育にどんなことを期待しますか?

性に関するオープンな対話を奨励し、質問に対して非難せずに答える環境を作ることが大切だと思います。

また、コンドームの正しい使用法を実際に練習する場を設け、誤解を減らし、適切な使い方を習得させた方が心配がなくなると思います。

(27歳/会社員)

正しい性教育を……

コンドームが膣内で外れてしまい、取り出せずに焦ってしまったというエピソード。
Kさんは、焦ったもののパートナーと一緒に対処した後、病院で適切な対応をしてもらったようですね。

もし緊急的に妊娠を防ぐ方法としてアフターピルを服用するという方法があります。
緊急避妊にかかわる対面診療が可能な産婦人科医療機関等の一覧は、厚生労働省HPに紹介されています。

また、オンラインクリニックでも対応可能な場合も。土日祝日などは特に心強いですよね。
万が一の時に備えて自宅近くの頼れる婦人科医も調べておきましょう。
▶︎厚生労働省「緊急避妊に係る取組について」

皆さんも、コンドームの使用で混乱した経験はありませんか?


※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)

三橋裕一

三橋裕一

ひなたクリニック院長

1964年生まれ。医師になり28年目。

福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。

趣味はお酒とバイクジムカーナ。

利き酒師やフードマイスターの資格も保有。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。