生理予定日でもないのに出血があると不安になってしまいますよね。
ときには、意外な原因が隠れていることもあります。
今回は、不正出血とその原因を探る勇気を持った一人の女性の経験を、彼女の言葉を借りてお伝えします。
監修:森女性クリニック院長、森久仁子
産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。
産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。
生理でもないのに出血が続き……
1年くらい前のことです。
生理でもないのに出血が3ヶ月くらい続き、何かよくない病気なのではないかと思い、婦人科を受診しました。
結果は別の病院で処方されていたホルモンの薬が原因で、とくに問題はありませんでした。
そのときの心情は?
診察を受けるまでは不安でしたが、診察結果を受けてすごく安心しました。
この体験で思うことは?
婦人科の病気や薬は多種多様で、大人でも知らないことばかりなので、情報に触れやすいシステムを作って欲しいです。
妊娠や出産だけでなく、婦人科疾患についてもきちんと学校で教育して欲しいです。
(35歳/会社員)
不正出血の原因は?
不正出血は、生理以外の女性器からの出血のこと。
その原因は、女性ホルモンの乱れのほかに、性病などの炎症や、卵巣腫瘍や子宮頸がんなどの婦人科系疾患、妊娠時の着床などが原因として考えられます。
不正出血は、適切な医療機関で相談をすることが、何よりも重要です。
他にもなにか気になる症状があったら、早めに婦人科へ相談できるよう、かかりつけ医を探してみてくださいね。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。
※監修:森女性クリニック院長、森久仁子
(MOREDOOR編集部)