医師から妊娠を禁止され…妊娠に対する不安から性交痛を感じるように

医師から妊娠を禁止され…妊娠に対する不安から性交痛を感じるように

性交痛の原因には、さまざまな理由があります。

中には、妊娠に対する不安から痛みを感じてしまうという方も……。

そこで今回のMOREDOORでは、「性交痛を感じたエピソード」をご紹介します。

Dさんの場合……

夫とは交際期間が短く、結婚後は半年ほどで妊娠。

妊娠中の経過が良くなくて、積極的に性行為を行うことはありませんでした。

2歳差で第2子の出産もあり、3年ほどは性交渉が少なかったと思います。

第2子の出産時に、命の危険を伴う出産となり、今後の妊娠は禁止されました。

いくつかの避妊法を合わせることにしましたが、妊娠する不安が出てしまったのか、性交痛を感じるように。

どのようにして症状を改善しましたか?

第1子の出産をした病院(第2子もそこで出産予定でしたが、大学病院に転院になりました)に、定期的に通院していたので、通院時に相談しました。

現在の避妊法を正しく行えば、妊娠する可能性は限りなく低いこと、性交渉を楽しむことは人生の豊かさにつながることなどを学び、精神的な不安がなくなると、性交痛もなくなりました。

世の女性陣へ伝えたいことは?

精神的なことで性行為が苦痛になることもあるかと思います。

性行為がパートナーや家族と幸せに暮らすために必要な要素と思うなら、精神的な部分を重視することも大切だと思います。

肉体的な部分だけでは、健康には暮らせないと感じた出来事でした。

(40歳/専業主婦)

違和感を覚えたときは専門家へ

妊娠の不安から、性交痛を感じるようになってしまったというDさん。

性交痛の原因は人によって異なりますが、主にうるおい不足、身体的特徴や体質、膣の炎症が原因となっている可能性が高く、また子宮内膜症や子宮筋腫といった婦人科系疾患が要因の場合もあります。

心や体の違和感、痛みは早めのケアと、何よりパートナーの理解が大切です。
皆さんも、不安や違和感を覚えたときは、まずパートナーに言葉で伝えること、そして婦人科での受診を考えてみてくださいね。

今回は「性交痛を感じたエピソード」をお届けしました。


※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)