不正出血にはさまざまな理由があります。
中には、治療が必要な疾患が隠れていることも……。
今回は、不正出血とその原因を探る勇気を持った一人の女性の経験を、彼女の言葉を借りてお伝えします。
生理の後もダラダラと出血が……
19歳のとき、生理の後もダラダラと続く出血があり、近所の婦人科に行きました。
結果は、ホルモンバランスの乱れということで、ホルモン治療をすることになりました。
何ヶ月か治療を続け、ホルモンバランスを見るため基礎体温もつけるようになりました。
そのときの心情は?
若かったので、怖いというより、出血が続くことを面倒に感じていました。
性教育にどんなことを期待しますか?
基礎体温のつけ方やその役割、どういうことがあったら婦人科に相談に行くのか、若いうちに教えてもらえる機会が必要だと思います。
生理痛がある、頭が痛くなる、お腹がはる、そういったことでも婦人科を受診するよう教えて欲しいです。
(40歳/主婦)
不正出血の原因は……
不正出血は、生理以外の女性器からの出血のこと。
その原因は、女性ホルモンの乱れのほかに、性病などの炎症や、卵巣腫瘍や子宮頸がんなどの婦人科系疾患、妊娠時の着床などが原因として考えられます。
不正出血は、適切な医療機関で相談をすることが、何よりも重要です。
他にもなにか気になる症状があったら、早めに婦人科へ相談してみてくださいね。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。
(MOREDOOR編集部)