経血量が多く婦人科へ行くと…⇒『腫瘍8cm』が発覚し、医者と相談し決断したこととは?【医師監修】

経血量が多く婦人科へ行くと…⇒『腫瘍8cm』が発覚し、医者と相談し決断したこととは?【医師監修】

診断の結果は……?

子宮筋腫と診断されました。

最初は症状を改善するために、漢方薬を飲み様子を見ていました。

次第に腫瘍が大きくなり、最終的には直径が8cmくらいになったので子宮ごと切除しました。

手術も先生と相談して、子どももいて今後妊娠の希望がなかったため、筋腫だけではなく、子宮を取る手術を選びました。

手術して非常に楽になりました。

卵巣も残っているため、更年期症状などもありません。

また当時次男は3歳、母は父の介護をしていて預けられなかったので、託児所がある病院を選びました。

子宮筋腫は良性の病気で、比較的多くの人が患っているそうです。

治療をするうえで4つのポイントがあり、痛みなどの症状、大きさなどのサイズ、血液検査で貧血があるかどうか、妊娠を希望しているかどうかで判断し、治療は内科的治療で良くならなければ、外科的な治療をするそうです。

今後の子宮がんのリスクがない事が安心できます。

そして婦人科は恥ずかしくて行きづらい部分とありますが、きちんと診断してもらえるように早く行った方が良いです。

生理の量が多くてシーツまで汚れる方は、ナプキンのおむつタイプがあるのでぜひ使ってほしいです。

※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。

身体の異変に向き合うことを大切に

Aさんは体のだるさや生理の出血量の多さで受診したところ、子宮筋腫が原因だったと判明しました。

自分の身体といま一度向き合うことで、小さな変化にも気づくことができます。それが、早期発見・早期治療につながるかもしれません。

生理以外にも何か体に違和感があるのなら、病院で一度診てもらうことを検討してみてくださいね。

今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!


※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)