気遣いや思いやりによって、心が温かくなった経験はありませんか?
今回は、妊娠中の女性と、周囲の人々が示す「思いやり」にスポットを当てた体験談をご紹介します。
この記事を通して、私たち自身の日々の行動を改めて考えるきっかけになればと幸いです。
36歳Bさん、電車で立っていると……
臨月になる少し前、一人で電車に乗っていたときのことです。
込み合っていて座る場所もなく、つり革につかまって立っていました。
ふと視線を感じて見てみると、少し離れた所から、幼稚園くらいの女の子がこちらをジッと見ていたのです。
声をかけてくれたのは?
「妊婦が珍しいのかな?」と思い、とくに何もせずそのまま立っていると、その子が隣に座っているお母さんと少し話し、「うんうん」とうなづいた後、私のところに来ました。
「お姉さん!お腹に赤ちゃんがいるの?すごいね!お椅子に座って!」と声をかけてくれ、顔を上げるとお母さんが隣を「どうぞ」と手を差し出していました。
女の子にお礼を言いつつお母さんの隣に座ると、お母さんが立ち上がり女の子が隣に座りました。
輝いた目でこちらを見ていたので「お腹触る?」と聞いたら「触る!」と言って嬉しそうに優しくお腹を撫でてくれました。
幼稚園児なのにしっかりしていて、そのうえ優しさもあり感動しました。
そのあとお腹を触りたがったのは、年相応でとても可愛いかったです。
自分の子どもも……
私の子どもも、これから生まれてくる子どもたちも、このように育ってほしいなと思いました。
(36歳/パート)
妊娠中に電車で立っている大変さ
幼稚園くらいの女の子が、電車で席を譲ってくれたことに感動したBさん。
妊娠中に電車で立っていることは大変な人もいることを認識し、少しでも多くの思いやりが生まれますように……。
皆さんはこのエピソード、どう感じましたか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)