どの時代でも「良好な関係をどうやったら築いていけるのか」と頭を悩ませる嫁姑問題。
ですが近年はアクティブシニアといわれる自立したシニア層が増えたことで、“嫁姑関係”も少しずつ変わってきているかもしれません。
そこで今回はMOREDOORに寄せられた「育児中の義母の予想外の行動」から、嫁姑関係の変化を考えていきます。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。
49歳Aさんの場合
私が妊娠中、「体調は大丈夫?」と義母に聞かれ「フルーツくらいなら食べれてます」と答えると「息子(主人)も好きでしょ?」と聞かれました。
主人は皮をむいてほしがる人なので「好きなんですよねー……」と応えると、
「皮は自分でむかせたら良いからね、自分でむかないなら、皮のまま食べさせない」と言われ嬉しかったです。
その時の心境は?
お義母さんが子離れしていて、すごい頼りになる人で……。
何か話しても、主人ではなくて私の肩を持ってくれて「女の人は大変だ」ということをわかってくれるので、嬉しく、赤ちゃんが産まれたら抱っこしてもらいたいと感じました。
自分が義母の立場になったらどう関わりたいですか?
お嫁さんに「体調がしんどくて、仕事を辞めたければ辞めてもよいし、家事をしないで、体優先にのんびりしてればよいんだよ」ということを言ってあげたいです。
また息子に家事をするように、自分のことは自分でするように促してあげたいです。
(49歳/パート)
女性の大変さを理解してくれた義母
これまでは、「嫌味を言われる」「口出ししてくる」などマイナスイメージが付き纏うことも多かった嫁姑関係。
それがAさんの場合、「精神的に自立していて、私の肩をもってくれる」ととても頼りになる存在のようです。
女性同士だからこそわかる大変さに理解を示す自立した義母。
そんな義母を慕って、思いやりが受け継がれよい循環が生まれている様子でした。
“自立した義母”から育まれる思いやりをベースとした嫁姑関係は、人生100年時代の思いがけない副産物なのかもしれません。
皆さんも嫁姑関係に、このような変化を感じていますか?
(MOREDOOR編集部)
※この記事は実際に募集したエピソードを元に記事化しています。