「最低3ヶ月の月給分は貯金を」転職活動で知った“失業手当に関する盲点”とは?

「最低3ヶ月の月給分は貯金を」転職活動で知った“失業手当に関する盲点”とは?

転職を考えるとき、仕事内容やキャリアプランだけでなく、お金のことも重要なポイントです。
特に、20代から30代の方は、キャリアの中で経済的な自立と安定を目指す重要な時期にいます。
この記事では、転職時にお金の面で気をつけるべきことを、実体験を基に掘り下げていきます。

33歳Aさんの場合。“転職前にしておくべき事”は?

最低3ヶ月分の月給分は貯金しておいた方がいいとよく言われるが、その通りだと思います。
すぐに転職が決まるかもわからないし、失業手当を受給する場合も自己都合退職だと、支給までに約2ヶ月かかるのが盲点なので、数ヶ月間自分が生活に困らない貯蓄をしておくのは必要です。

Aさんが感じた転職での予想外の出費は?

友人に誘われた外出。
飲み会なら断りますが、学生時代の友人からの誘いは数年ぶりに会うとかになるので、なかなか断りにくかったです。
あとは、面接に行く際の交通費や、自分のパソコンを持っていないので、書類作成のためネットカフェの利用代金も予想外にかかりました。

転職を考えている人へアドバイスを!

転職に際して、お金の心配もあると思います。
ですが「今の仕事が辛い」などで転職を考えているのであれば、ご自身の心身の健康のためにも、すぱっと退職、転職活動をすることがいいんじゃないかな、と自分の経験から思います。
(33歳/看護師)

失業手当は自己都合退職だと約2ヶ月後

自己都合退職の場合、失業手当(失業給付金)の受給資格が決定した日(=ハローワークに離職票を持っていき、求職の申し込みを行った日)から7日間の待期期間に加えて2カ月(※)の給付制限があります。※失業等給付の制度改正が2020年10月1日に実施され、5年間のうち2回までは給付制限期間が2カ月へ短縮されました(3回目の離職以降は3カ月となります)。(転職サイトDODAより引用)
引用元:DODA▶️

「今の仕事が辛い」と転職を考えている場合は、心身の健康のためにも、すぱっと退職、転職活動をすることを勧めていたAさん。
転職は、金銭面での準備と計画は非常に重要ですが、何はともあれ人生の新しいステージへの一歩です。
自分自身の心身の健康を大切に、素敵な職との出会いに恵まれますように!

(MOREDOOR編集部)